広瀬すずさん主演のドラマ「夕暮れに手をつなぐ」がスタートしました。
広瀬すずさん演じる空豆は、九州の片田舎で育ったという設定で、九州弁のセリフになっています。
しかしネット上では、「方言に違和感がある」「九州弁じゃない」と指摘されているようです。
今回は、「夕暮れに手をつなぐ」での広瀬すずさんの九州弁について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
【夕暮れに手をつなぐ】広瀬すずの九州弁が無理すぎる
ドラマ「夕暮れに手をつなぐ」で広瀬すずさんが話している方言は、九州弁ということが分かっています。
おてんば娘・空豆と、作曲家を目指す都会育ちの青年・音(永瀬廉)が、ひとつ屋根の下で暮らす、青春ラブストーリーです。
第1話では、幼馴染の婚約者・翔太(櫻井海音)のために上京した空豆が、まさかの失恋で落ち込んでいるときに、偶然音に出会います。
ひょんなことからしばらく音と同じ下宿先で暮らすことになり・・・という展開でした。
視聴者からはさっそく方言に指摘があり、「『わっぜ』は鹿児島だけど語尾は鹿児島じゃないし、違和感がありすぎ」「方言がめちゃくちゃ」という声があがっていました。
ヒロインは九州の片田舎で育ったので、具体的にどこの県かは明らかになっていません。
しかし、初回放送でヒロインが上京するときに載っていたバスが、「宮崎→東京」行きだったので、「宮崎県の設定ではないか」と言われています。
すると瞬く間に宮崎県民から、「宮崎ではあんな方言を使わない」と指摘されています。
広瀬すずさんが話していた方言「わっぜぇ」は、「とても」という意味なのですが、鹿児島県の方言だそうです。
空豆が「すごく」という意味の「わっぜ」、「ありがとう」という意味の「あいがとがした」など、様々な九州弁を多用しています。
空豆は作中で、「ばあちゃんが長崎、じいちゃんが宮崎で、おいはちゃんぽん(ミックス)」と説明していました。
「作中で空豆が自分のことを『おい』と呼ぶたび、放送中、掲示板などで実況しながら視聴していたネットユーザーからは『この年代の女の子で一人称「おい」は無理ある』『「おい」って言われるたびに笑う』『さすがにない』というツッコミが殺到していました。」
Yahooニュース
また、宮崎、長崎以外にも福岡や鹿児島など全域がごっちゃになっているので、違和感ある言葉のオンパレード。
『九州を馬鹿にしているのか』という声もあがるほどでした。
これまでも広瀬すずさんは「チアダン」で福井弁、「なつぞら」で北海道弁など、方言を駆使する作品に出演しています。
毎回、賛否両論あるので、その地域出身ではない人が、完璧に演じるのは難しいのではないでしょうか。
【夕暮れに手をつなぐ】方言設定が指摘される理由は?
脚本家の北川悦吏子さんは、制作発表会見で、「3か所をブレンドして作ってる」と説明しています。
それが、宮崎と鹿児島と長崎だということです。九州の既存の方言で、脚本家としてピンとくるものがなく、自分でブレンドして独自の「空豆語」を作ったそうです。
その上で、『こんな言葉ないじゃん』って怒らないでください」と呼びかけています。
オリジナルの言葉なので、地元の人からすると、違和感しかないわけですね。
一部で指摘されていただけでも、多数の方言が入り混じっていました。
九州の方言と一言で言っても、博多弁や福岡弁、北九州弁、熊本弁、、鹿児島弁、佐賀弁、宮崎弁・・・数多く存在しています。
中でも鹿児島弁は、イントネーションや独自表現の方言も多く、1番難易度が高いそうです。
「おらんと」「~か」は、ほとんどの九州地方で使われているそうで、「~ねえ」「こげん」は福岡でよく使われる方言です。
北川悦吏子さんが言う地域以外にも、大きく九州弁ということのようですね。
広瀬すずさんの宮崎弁の方言指導は、岡崎愛さんが担当しています。第1話では、空豆の親戚のみゆき役として出演しています。
長崎弁の方言指導は、女優の山下由奈さんです。鹿児島弁は確認できませんでしたが、別にいらっしゃるのでしょう。
広瀬すずさんは静岡県出身なので、方言指導の先生に発音を習っている様子でした。
ネイティブっぽく話せるのは、容易ではないので、とても苦労しているでしょうね。
まとめ
今回は、「夕暮れに手をつなぐ」での広瀬すずさんの九州弁について、紹介しました!
ドラマ「夕暮れに手をつなぐ」での空豆の方言は、宮崎弁と長崎弁と鹿児島弁がミックスされているオリジナルのようです。
脚本家の北川悦吏子さんが自ら明かしているので、広瀬すずさんの方言に違和感があるのは仕方ないですね。
今後の放送にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。