2023年の大河ドラマ「どうする家康」が放送スタートし、続々と新キャストが発表されましたね。
松本潤さんが演じる徳川家康は、正室・側室との間に、多くの子どもをもうけたことでも知られています。
ドラマ内では、どれだけの側室が出演するのでしょうか?
今回は、「どうする家康」の側室キャストについて、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
【どうする家康】正室・側室キャストネタバレは?
徳川家康は、正室の他に側室を複数人もっており、少なくとも16人の女性を従えていたと言われています。
子どもは全部で18人で、男の子が12人、女の子が6人だったようです。
正室の築山殿と、継室の朝日姫は、いずれも家康にとって主君の血縁の女性です。
徳川家康の側室は、1度別の武将などに嫁いで、子を儲けたあとに、死別・離縁などをして、後家となった女性も多いです。
「子どもを産める女性を側室にした」という説も指摘されています。
また、徳川家康は武田旧臣を多く迎え入れているので、武田旧臣の娘も多く側室となっています。
晩年は子づくりよりも、お気に入りの女性をそばに置いていた、という説もあります。
その一方、女性でも外交や政治に意見を述べたり、合戦で本陣に同行している側室もいたようです。
側室は有能な女性が多かったようで、徳川家康は秘書やお金の管理などを任せていたようですね。
正室:瀬名(築山殿/演:有村架純)
徳川家康の最初の正室は、今川家家臣・関口氏純の娘だった築山殿(つきやまどの)です。
明るく朗らかな性格で、徳川家康の初恋の人でした。その後、仲睦まじい夫婦となります。
1557年、今川家の人質として駿府にいた徳川家康と結婚し、1559年に嫡男・松平信康を産みました。
1560年には、長女・亀姫を産んでいます。
桶狭間の戦いのあと、徳川家康は三河・岡崎城に入り、駿府に戻っていないので、別居状態だったようです。
「築山殿」という呼び名は、岡崎・総持寺の築山に住んでいたことからきているようですね。
正室:朝日姫
築山殿の死後に嫁いだ2人目の正妻(継室)は、豊臣秀吉の異父妹の朝日姫(あさひひめ)です。
瀬名と松平信康(徳川信康)を失った徳川家康は、長らく正室を取っていませんでした。
1584年、小牧・長久手の戦いのあとに、豊臣秀吉と和睦。1586年に豊臣秀吉の妹である、朝日姫を正室としました。
豊臣秀吉は、なかなか豊臣家に臣従姿勢を取らない徳川家康を、味方にするべく何かと画策していたようです。
なにかと可哀そうな思いをしたのが、朝日姫(駿河御前)と言われています。「どうする家康」で登場するのか、気になりますね。
側室:お葉(西郡局/演:北香那)
徳川家康の初めての側室となった、お葉。
侍女として松平家に入った、鵜殿長持の娘です。
働き者で気立てがよく、瀬名と於大に見初められます。
このとき、西郡局は兄弟である鵜殿長忠の養女となり、徳川家康の元に人質として送られ、側室になったようです。
1565年、徳川家康の次女・督姫を産んでいます。
お万の方(演:松井玲奈)
知鯉鮒明神神職の娘で、瀬名仕えの侍女となり、側室となって浜松城に住みました。
神秘的で妖艶な魅力を持っており、疲弊した徳川家康の心に入り込みます。
築山殿の奥女中を務めるも、1573年頃に徳川家康の子を妊娠し、於義伊(結城秀康)を産みました。
当初、徳川家康は息子に会わないまま2~3年経っており、瀬名の逆鱗に触れていたとも言われています。
お愛の方(西郷局/演:広瀬アリス)
戸塚忠春の娘で、二代将軍・秀忠の母。
夫を戦乱で亡くし、幼い子供を連れて、徳川家康の側室となりました。愛されキャラで、徳川家康に希望をもたらします。
美人で皆に好かれていたと言われており、掛川城近くでは、お愛の方として今でも親しまれています。
西郷氏は徳川家よりも名門で、お愛の方の評判を聞き、西郷氏一族と2度結婚して未亡人になったと言われています。
徳川家康との間には、徳川秀忠、松平忠吉を出産しています。
阿茶局(あちゃのつぼね)
阿茶局は、武田の家臣で甲斐の武将・飯田直政の娘。夫の死後、徳川家康の側室となりました。
徳川家康との間に子どもは授かりませんでしたが、お愛の方の死後、秀忠と忠吉を育てています。
戦場に赴き、豊臣豊臣との交渉もまとめたと言われている、「戦国最強女子」です。
徳川家康から最も信頼されていたと言われているので、後半に登場するでしょう。
ネット上では、木村文乃さんや戸田恵梨香さんを推す声があがっていました。
茶阿局(ちゃあつぼね)
殺された夫の仇討ちをするため、鷹狩していた徳川家康と出会い、見初められて側室になったとか。
美人で聡明、常に徳川家康の近くにいて仕えたとされ、政治力があります。
秘書のような立場だった重要な役どころなので、後半に登場するのではないでしょうか。
ネット上では、浜辺美波さんを予想する声があがっていました。
徳川家康との間には、忠輝と松千代の2人をさずかっています。家康とは仲が悪く、生涯面会が許されなかったと言われています。
そのほかの側室
そのほか、出演する可能性がある側室は、以下の通りです。
- お竹の方:市川昌永の娘。三女の振姫は蒲生秀行に嫁ぎ、秀行の死後は紀伊国和歌山城主・浅野長晟と再婚。不明点が多い女性。
- 下山殿:武田信玄の娘婿で、穴山信君(梅雪)の養女として家康の側室になった。
- お久の方:間宮康俊の娘で、徳川家康が江戸に移った後、側室になった。
- お亀の方:竹腰正時と死別し、石川光元の側室を経て、側室となった。8男・仙千代と、五郎太を産む。
- 於久の方(於久):間宮康俊の娘で、侍女として奉公した。徳川家康の4娘・松姫を産んだとされている。
- 於万の方:正木頼忠の娘。家康の側室となり、伏見城や駿府城に住んだ。10男・徳川頼宣、11男・徳川頼房を産んだ。
- 於梶の方(お勝の方):関ヶ原の戦いでは、阿茶の局と共に徳川家康の本陣に詰めた。家康の5女・市姫を出産。
まとめ
今回は、「どうする家康」の側室キャストについて、紹介しました!
すでに出演が確定しているのは、正室・側室含め4名のようですね。
それ以外は全員は出ないにしても、阿茶局の出演は確実と見られています。
今後の情報にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。